おっぱいを愛しすぎたために日本社会での普遍的な生活も友達も失ってしまったとある男の話
新入りに、Hカップのオニャニョコが入ってきた。
初対面の挨拶で、「初めましてーなっちゃんです!」より先に
「ちょ、おっぱい揉ませて!!」
が思わず出てしまったほどパネェ。
はちきれそうなブラウスって漫画以外で見たの初めてなんだが?
お前は麗子か!
↑いやまじでこんなん。
秋本センセの麗子というより尾田っちの麗子。
ウエスト超くびれてるし足長いしスタイル良すぎかよ、嫉妬しまくり!
うらやましいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
巨乳ってもう、才能やなと思う。
天才、天才。あんたスゲーよ。
知り合いに巨乳フェチのT君て人がいます。
あたしらの間では有名なヘンタイ。
見た目は超フツーのおにーちゃん。
どんくらいフェチかっていうと、
「Eカップ以下は男」
って公言するぐらい。
なるほどつまり私も男ですね本当にありがとうございます。
以前、東京の有名なPカップの風俗女に会うために、 夜行バスに乗ってわざわざ東京まで行ってたT君。
「東京どうやった?」
て聞いたら、
「たまらんかった!!!3回延長した!!!」
と嬉しそうに報告してくれたT君。
いや観光は!?食べ物とかさぁ・・・!
よくよく聞いてみると、人気嬢なので予約がいっぱいで朝からマックでコーヒーだけで7時間待ったらしい。
で、めでたくPカップと対面して3回延長。
Pカップに給料使い果たしてそのまま関西に戻ってきたとのこと。
ほんまに巨乳に会う為だけに東京行ったんやなこいつ。
大丈夫か。
以前T君と十三(”じゅうそう”と読むよ☆)で待ち合わせした時の話なんだけど、たまたま十三に用事があったので友人と出かけていて、心斎橋に住んでるT君に電話。
「ご飯食べようよ」
「すぐ行きます!!!」
て電話が切れて30分。
待てども待てども来ないT君。
「ちょー今どこよ!?はよこんかい!!」
と電話しても
「今向かってるから!!」
の一点張り。
とうとう1時間過ぎて、さすがにむかついて帰ろうとしたその時、
「お待たせーーーーーーーーーー」
Tくん、チャリで登場。
「なんでっ!!??」
「節約ですよ節約!!今月も風俗でだいぶ使っちゃったんで!てへ」
オマエ・・・。
たった390円出せば17分で来れるのに・・・。
390円のために炎天下1時間もひとを待たせるなんて!!
つーか、380円のために1時間もチャリこぐなんて!!!
いい汗かいてんじゃねーぞ!!
負けた。
T君の情熱に完敗。
巨乳に乾杯!!!
大阪の繁華街で風呂なし、トイレなし、家賃4万のボロアパートに住んで、電車で18分の距離をチャリで1時間かけて移動する。
ひととご飯食べるのにのに財布持ってこない。
浮いた給料は全部風俗につぎ込む。
そんなT君を見て、オモシロさも怒りも呆れも通り越して、感動してしまった。
他人からの評判も自分の生活も顧みないほど夢中になれるものがあるなんて、うらやましい!!!!
東京のPカップの彼女だって、きっと、こんな言い方アレかも知れんけど、風俗女になるしか道がなかったんちゃうかな。
それでもこうしてわざわざ夜行バスに乗ってまで会いに来てくれて、
7時間も待って、
3回も延長してくれる人だっておるんやから、
それってなんか幸せやん??
そんなT君、こないだ久々に会ったとき
「Rカップの女見つけた!!!!!」
てコーフンしてはりました。
くうぅ!ぶれないねぇ!
がんばれ、Tくん!!!!